野球観戦に必要な準備は? 観戦慣れしていない人はこれを押さえよう

球場に野球を観に行くとき、何を準備すればいいでしょうか。

あれやこれや余計な荷物を持ち込むのは疲れるし、

必要なものが足りないというのも避けたいです。

では、何が必要で、何が不要でしょうか。


観戦慣れしていない人のために、野球観戦に必要なものについてお伝えしましょう。

もちろん観戦の目的とか一緒にいくメンバーによって違いますが、これだけは押さえておいは方がより楽しめるだろうなというものをチョイスしました。

必要な知識を押さえる

まずは必要な知識です。

押さえておいた方が楽しめそうな基礎知識は、ざっと次のとおりです。

・野球のルール

・出場する選手

・最近のチーム事情

・応援歌

順番に見ていきましょう。

野球のルールを押さえる

野球のルールは複雑すぎるので、すべてを把握するのはプロ関係者でも難易度が高いです。

でも、最低限の知識は入れておかないと、楽しめるものも楽しめません。

『攻守が交代すること』、『イニング制で進行すること』、『大まかな点の入り方』『主なアウトの取り方』くらいは押さえておきたいところです。

出場する選手を把握する

野球のルールを知っている人は多いと思いますが、選手の情報となると、興味のない人にはわからないかもしれません。

そのチームの看板選手とか、見どころが多い選手、華のある選手は押さえておきたいです。

一軍クラスの選手ならだいたいわかるというレベルであれば、最近調子がいい選手とか、何かの記録に挑戦している選手などを知っておくと、球場の盛り上がりとか雰囲気について行くことができると思います。

最近のチーム事情を知っておく

最近のチーム事情を知っておくと、より観戦が楽しめることがあります。

連勝中、連敗中などのチーム状態とか波も大事だし、ペナントレースがある程度進行している時期なら、その展開も併せて知っておきたいです。

『最近一軍に上がって来た選手』とか、『絶好調や絶不調の選手がいる』とか、『何かの記録がかかっている』とか、『ここがうまくいっている』みたいなことを知っておくと、試合でそういうポイントの場面がきたときに一層盛り上がることができます。

応援歌を覚える

応援団としては、一番押さえておいて欲しいことです!笑

主力選手には個別の応援歌があります。

歌詞、メロディはもちろん、拍子とか掛け声も選手特有の応援スタイルになっていることがよくあります。

アーティストのライブ同様、それを知っていれば、より盛り上がることができます。

個人の応援歌とは別に、状況別の応援歌もあります。

チャンステーマはその最たるもので、試合が一番盛り上がるシーンにあわせて、一番盛り上がる応援歌が演奏されます。

自宅で個人練習したうえで球場にくれば、球場の盛り上がりの中の一員として、最高に楽しむことができます。

必要な持参物をそろえる

次に持参物です。

持って行くと楽しめるもの、便利なものを並べてみました。

必要に応じて持参してください。

野球観戦に必要なもの

・メガホン

・タオル

・ユニフォーム(球場内のみ着用)

・双眼鏡

・選手名鑑

・撮影器具

・飲食物(?)

このうち、現地で調達できるのは応援グッズと飲食物です。

そこそこお金がかかるものも多いですが、そこにしか売っていないものもあるので、球場でゲットするのは一つのやり方です。


飲食物は、球場によっては持ち込み不可の場合があるので、要確認です。


ユニフォームは、球場内のみでの着用としたいです。

球場の外ではユニフォームを脱ぐか、上から何か羽織って隠したいです。

持ち込みが禁止されているものもある

逆に持ち込み禁止のものもあります。

一番要注意なのは、飲食物です。

持ち込み禁止の球場が多く、中には飲み物は紙コップに移し替えたらOKというところもあります。


危険物はもちろんダメです。

楽器類や大きなフラッグも、応援団以外は持ち込めません。

最終的には荷物を減らす

最終的に目指したいのは、荷物を『必要最低限に絞る』という観戦スタイルです。

個人的には、最終形態としては『財布とスマホで充分』と思っています。

スマホで電子決済できるなら、財布すら不要かもしれません。

僕の場合、応援団としてでなく個人として野球観戦を楽しむ場合、財布とスマホ以外の荷物ははっきりいって不要です。

必要になるどころか、むしろ邪魔になりますね。


売店で購入するのも、せいぜい飲食物くらいです。


最初のうちは、野球観戦を楽しむために準備万端で臨んで最大限楽しむのが良いと思いますが、最終的にはモノを持たない観戦だと気楽に移動・行動ができてラクになります。

球場へのアクセス情報を押さえておく

アクセス情報はチェックしておきたいです。

駐車場はある球場とない球場がありますが、いずれにしても混み合います。

付近の駐車場はいくつか候補地を知っておくと焦らずに済みます。


公共交通機関の場合は経路や時間を押さえておいた方がいいです。

都会にある球場だと次々電車が来るところもあるけど、そうは行かない場所もあります。

行きだけじゃなくて、帰りの時間も念のため調べておきたいです。

最寄り駅では、球場に向かうお客さんに対して、帰りの切符を今のうちに購入するようにアナウンスして勧めているところがあります。忠告に従っておくと後で助かります。

試合時間を見積もっておく

試合時間はどのくらいかかるでしょうか?

はっきりした統計は調べていませんが、だいたい3時間くらいで収まるのが一般的です。

2021年は延長戦がないので、中断などがない限り4時間を超えることは稀だと思います。

野球は時間制じゃないので、投手の投球テンポとか、展開の濃淡にだいぶ左右されます。

接戦だと終盤もつれやすいので、途中までスイスイきていたのに急に展開が遅くなることもあります。

まあそういうのを色々含めて、やっぱり3時間くらいってところですかね。


ちなみに開門時間は試合開始の2時間前というところが多いです。

自由席なら早く行った方が良い席が取りやすいけど、指定席なら自分の好みのタイミングで球場入りすれば大丈夫です。

試合前はイベントだったり、打撃練習やノックなどの練習だったり、スタメン発表だったり、応援団による試合前応援があったり、いろいろあるので好きな人にとってあまり退屈はしません。

グッズショップを覗いて、食べるものを買っていたら、何だかんだと試合開始時間がやってきます。


試合後はヒーローインタビューとか、勝利チームの応援席では二次会をやったりだとか、最後までいれば試合後も30分くらいはいろいろあります。


開門してから最後の客が出るまで、トータルで最大5〜6時間くらいですかね。

使うお金を見積っておく

予算はどれくらいでしょうか。

かかる項目としては、次の要素があります。

・チケット代

・交通費、駐車料金

・宿泊費

・飲食代

・グッズ代

何だかんだと使ってしまえば1万円を超えることもあるし、逆に観戦慣れしていてお金を使わないと決めていればチケット代プラスアルファくらいに留めることもできます。

僕は、初めての球場に遠征するときは出費を惜しまず贅沢にお金を使います。その球場の第一印象を良くして、いい思い出として記憶に残しておきたいからです。

逆に、行き慣れた球場の場合、これでもかというくらい倹約して、ほとんどお金を使わないドケチ観戦を徹底しています。

球場の設備を把握しておく

野球場はアミューズメントパークですが、どんな設備があるでしょうか。


当然ですがトイレは完備です。

喫煙所もあります。


グッズ売り場もあるし、飲食物も販売しています。


託児所は球場によりますが、赤ちゃん向きではないことは確かです。

座席によっては攻撃中に席を立ちにくい場合もあるので、小さい子連れだと困ることもあります。


駐車場はある場合とない場合があります。

基本的にどこの球場も交通アクセスが良いので、公共交通機関を利用していくのが良いです。

応援団は荷物が多いので車移動が多くなりがちですが、個人的には野球観戦は公共交通機関で行くのがベターだと思っています

応援団の場合

最後に、応援団はどんな準備が必要とされているのか。

興味津々で読んでいる皆さんのためにお伝えしましょう。

初心者のケースで挙げたのと同じ項目に沿って解説します。

必要な知識を押さえる

まずは知識です。

観戦初心者のときに挙げた『野球のルール』とか『選手の情報』は、すでにインプット済みです。

『応援歌』も同様で、すべての応援方法を熟知し、応援歌を暗譜していることは応援団員として最低限の必須知識です。

ここをクリアしていないと、まずは応援団員としてのスタートラインに立てません。

『最近のチーム事情』は、たまに怠るケースを見かけますが、必須です。

特にメインリードを取るときに『時事問題』を押さえていないために恥をかいたり適切な応援ができなかったりすることもあります。

必要な持参物をそろえる

準備物は多いです。

個人のモノとしては『IDカード』、『トランペット』、『軍手』、『笛』、『揃いの服(法被やシャツなど)』があります。

応援団全体としては『太鼓』、『旗』、『横断幕』、『拡声器』、『脚立』、『ボード』などです。

どれも、うっかり忘れたらシャレにならないものばかりです。

近くのコンビニで調達できるのはせいぜい軍手と笛くらいで、IDカードを忘れた日には、その試合で応援団として活動ができなくなります。

チームとして太鼓を忘れるというのもあり得ない失態です。

まあ、そんなことは今までに一度もありませんでしたが。(そうだっけ?)


ちなみに今ここに挙げたものは、すべて応援団として許可された場合のみ持ち込めるものばかりです。

誰でも持ち込めるのは『軍手』くらいです。

一般のお客さんが持ち込もうとしたら必ず入口で止められますので、うっかり真似しないようにご注意ください。

決まりごとを再確認しておく

応援団員は球場慣れしているので、野球場は勝手知ったる場所です。

とは言え、いちおう説明しておくと、球場によって応援できるエリアだとか応援道具の置き場所とか吹いて良い楽器の種類や本数などの決まりがあります。

うっかり破ったら大変なことになるので、特に3連戦の緒戦などは、各球場や球団のルールに抵触していないかどうかのチェックは必ず行います。


他に、試合前の『1-9』や『セレモニー』のやり方やタイミングも、球場によって微妙に異なります。

『うっかり』がないように毎回念入りに確認します。

まとめ

野球観戦に限りませんが、何かを楽しむためには事前の準備がきわめて重要になります。


野球観戦の場合、気合いをいれて周到に準備するものなどは特にないかもしれませんが、応援団としては応援歌を覚えてきてくれたら嬉しいなという気持ちはもっています。


くれぐれも忘れ物に注意していただいて、スタンドで思い切り応援して、みんなで野球観戦を楽しみたいですね。


以上、『野球観戦に必要な準備は? 観戦慣れしていない人はこれを押さえよう』でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。