野球観戦のマナーとタブー【閲覧推奨】これだけは知っておきたい

2021年8月13日

おはようございます、元応援団員のハルカです。


野球を観戦していると、たまにマナーの悪いファンを見かけることがあります。

残念だけど、どこの球場のどの試合でも、そういう人はいますね。


僕が応援団で全国の球場を回ってきた感覚でいうと、特定の地域とか、特定の球団のファンが悪いというのは特に感じません。

悪質なファンはどこの球場にもいるし、どこのファンにもいる、という感想です。


双方のファン同士の煽り合いもよく見ますし、時にはけんかに発展していることもあります。

あとは、ファールボールの取り合いで殴り合っている人もいました。

同じ野球ファンとしてはガッカリしますよね。


ちなみに僕は応援団時代『お前らの応援がぬるいから負けるんじゃ』と胸ぐら掴まれそうになったことがあります。

面倒な人もいるものです。

みんな、もっと楽しくやろうよ。

自分だけじゃなくてみんなで楽しもうよ。


ということで、今回はよく見かけるマナーの悪いファンについて、いくつか取り上げてみたいと思います。

ルールとして明文化されていないものもあるけど、最低限のマナーは守りたいものです。

これを読まれている皆さん、当てはまらないでくださいよ!

マナーの悪いファンの種類

一口にマナーが悪いと言っても、実にさまざまなタイプのマナー違反の種類があります。

完全なるルール違反をする人たち

法律違反はもう論外として、試合観戦契約約款違反も絶対ダメです。

たとえば

・チケットの転売

・試合の妨害

・グランドへの乱入

など

2020年以降、コロナウイルス感染対策のため、従前にはなかった制約も増えました。

当然、それも守らないといけません。


正直、こういう基本的なルールすら守れない悪質な人たちは、もう出入り禁止とかでもいい気がします。

お客様は神様、ただしマナーを守る人に限る!

座る席の選択

購入したチケットの指定席に座りなさい、という意味ではありません。

そもそも購入するのはその座席で合っていますか、という意味です。


球場には、両チームのファンが混在しています。

そして、互いの希望はほぼ相反します。


そのため、スタンド内は住み分けがなされています。

それを無視して応援エリアで敵側のユニフォームを着ていたら、トラブルを生みます。


また、同じチームを応援する席のなかにも、観戦スタイルの温度差があります。

熱い応援を好む人は外野へ、静かに観戦したい人は内野へ、というように観戦スタイルによっても住み分けがなされています。その辺の空気は読みたいです。


一部の球場では、ホームの応援席のチケットが取れないからといって、ビジター側のチケットを買って球場内に入り、通路などで観戦する人たちがいます。

ビジター席は、売り切れなのにガラガラという現象がおきます。

一方で通路は混雑を極めます。


この球場ではこうした悪質行為が後を絶たないため、ビジターファンから非難され、問題視されています。

立ち入り禁止区域への立ち入り

グランドへの侵入はもちろん、球場にはスタッフ専用の部屋や通路もたくさんあります。

また、チケットによって入場できる区域が異なります

指定席、ビジターファンのエリア、応援団のエリアなどの区分けがあるので、自分が入れるエリアの中だけで楽しんでもらいたいです。

野次

野次は賛否両論ですが、賛同を得られるのは『誰も傷つけない笑える野次』の場合のみです。

悪質な野次は絶対やめるべきです。

威嚇、誹謗中傷はもちろん、周囲を不愉快にさせるような内容も、はっきり言って邪魔なだけです。

野次の対象として選手、監督やコーチ、審判、ファン同士、球場やスタッフ、応援団など矛先はいろいろですが、いずれの場合も同様です。

座席の使い方

自由席で人数以上分を確保する人を見かけますけど、迷惑なので辞めて欲しいです。

好きなチームの攻撃中に立って応援する人はたくさんいますが、そもそも席によって立っていい場合といけない場合があります。

立っていい場合でも、攻撃が終わって守備になってもいつまでも立っていたら後ろの人の邪魔です。

その辺の空気を読みましょう。

靴のまま座席に上がるのもマナー違反です。

禁止物の持ち込み

危険物は絶対だめですが、飲食物を禁止している球場もけっこうあります。

こっそり持ち込めばバレないとかそういう問題じゃないので、やめときましょう。

楽器類の持ち込みも禁止です。鳴り物応援ができるのは、応援団だけです。

応援団の真似をして勝手に楽器を持ち込んだ人たちもいたようですが、当然厳しく処分されたようです。

球場周辺で演奏するのも迷惑になります。

鳴り物で応援したい人は、正しい手続きを踏んでからやりましょう。

ゴミの放置

分別をしない人、そのまま座席に放置して帰る人もけっこう目立ちます。

自分が出したゴミくらい、自分の手で処理して帰ってほしいものです。

負けたら暴れる

応援しているチームが負けたとき、暴れる人がいます。

ゴミを放置する人、野次を飛ばす人、グランドにモノを投げ入れる人、喧嘩を売る人など行動は人それぞれですが、いずれも大迷惑です。

みんな楽しくなるために野球場に来ているのに、大好きな野球を観て暴れるってどういうことなんでしょう。

厳しいことを言えば、『球場で野球を観る資格がない』と言ってやりたいです。

球場の外でのユニフォーム着用

球場内で好きなチームのユニフォームを着るのはごく自然なことです。

でも、試合が終わって球場の外に出てもずっとユニフォーム姿のままのファンを見かけます。

下手したら、ユニフォームを着用したまま公共交通機関に乗ったり、居酒屋に行ったりしています。

中には、私生活に持ち込む人もいます。


僕の知り合いで『そのチームを応援していることがステイタス』と言っている人がいて、まあそんなことで優越感を感じるのはその人の自由ですけど、周囲はだいたい白けた目でそれを見ています。

周囲に不愉快な思いをさせていることも多々あります。

球団への熱意や愛をあからさまにアピールするのは、球場の中だけにとどめておいた方が良いです。

ユニフォームは球場の中だけで着ましょう。

そして試合後は、球場で脱ぐか、上に何か羽織ってから帰りましょう。

応援団の恰好をしたまま球場を後にする応援団員なんて、全球団見渡して一人もいませんよ。

まとめ

冒頭にも書いたとおり、悪質なファンはどこの球場にもいるし、どこのファンにもいます。


僕は応援団をやってきて、ファンのみんなが応援を楽しいと感じてくれることに歓びを感じていました。

ある意味、勝利のためというより、みんなで楽しむことが目的だったかもしれません。

だから、悪質なファンのせいで誰かが嫌な目に遭っている光景を見たら、相当気分が悪かったです。

たとえ自分が応援するチームが勝った日でも、気分はもう台無しです。


スタンドで熱く応援するのはいいけど、それで他人に迷惑をかける行為だけは行わないようにしたいですね。

お互いルールとマナーを守って、みんなに配慮しながら楽しく観戦したいです。

悪質な行為が少しでも減って、誰もが楽しい気分で観戦できるようになっていったら嬉しいです。


以上、『野球観戦のマナーとタブー【閲覧推奨】これだけは知っておきたい』でした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。