野球観戦と観光を楽しむ遠征旅行【応援団員監修】ＺＯＺＯマリン編
おはようございます、元応援団員のハルカです。
野球観戦の楽しみの一つは、遠征です。
ふだんは最寄りの球場に行くのがやっとだけど、たまには時間を都合してお金を工面して、遠くの球場に出かけてみたくなりますよね。
遠征慣れしている応援団にとっても、遠征は毎回ワクワクするし楽しいものです。
プロ野球は、１２球団の本拠地をメインに全国津々浦々で開催されます。
滅多にいかない球場で試合を観て、試合の前後に観光をして、地元のうまいもの食べて、夜はちょっとリッチなホテルで贅沢に過ごしてみる。
野球と旅行をセットにした最高の一日になりますね。
応援団員として全球団の本拠地を巡って来た僕が、各球場の特徴や良さ、球場へのアクセス方法、さらには周辺の観光スポットなんかについて、オススメ記事を書いてみたいと思います。
今回は、『ＺＯＺＯマリンスタジアム編』として、千葉ロッテマリーンズの本拠地、ＺＯＺＯマリンスタジアムへの遠征について色々書いてみます。
ＺＯＺＯマリンスタジアムについて
まずは、千葉ロッテマリーンズの本拠地、ＺＯＺＯマリンスタジアムがどんな球場なのか、ご紹介します。
球場の特徴
ＺＯＺＯマリンスタジアムは、千葉ロッテマリーンズの本拠地です。
屋外球場です。
ネーミングライツにより、何度か名前を変えてきました。
グランドは人工芝。
両翼９９．５メートル、中堅１２２メートルというサイズです。
外野フェンスは３．３メートルです。
海がすぐ横にあり、だいたい強風にさらされています。
球場内に売店が少ないのがちょっと残念です。
ただ、球場の外には売店があってけっこう賑わっています。
バーやミュージアムもあり、楽しみは多いです。
応援団として、特に不満はないです。
鳴り物応援に時間制限がないのはありがたいです。
現在、スタジアムの建て替えが検討されていると聞きました。
球場までのアクセス方法
ＺＯＺＯマリンスタジアムは、千葉市美浜区にあります。
アクセスはけっこういいです。
◇最寄り駅
ＪＲだと、海浜幕張駅が最寄り駅です。
そこから徒歩でだいたい１５～２０分ってとこです。
試合がある日は、海浜幕張駅南口付近から、臨時シャトルバスが運行されます。
◇自家用車
東京方面の場合、東関東自動車道湾岸習志野ＩＣから５分くらいです。
千葉方面の場合、東関東自動車道湾岸千葉ＩＣから１０分くらいです。
駐車場、駐輪場が施設内に設置してあります。
初めて訪れた時、『風の駐輪場』などと名付けられていたのを見て、田舎者の僕はそれだけでオシャレだなあと感心したものです。
球場のみどころ
先ほども書いたとおり、強い海風が吹きさらしています。
球場内に風速計があるという珍しい球場です。
マリン風と呼ばれるこの風は、しばしばプレーに影響をもたらします。
ＺＯＺＯマリンスタジアムで奪三振の記録が生まれたことや、ロッテの選手の本塁打数が伸びないことは、マリン風と無関係ではないと思われます。
今日はどんな強風が吹くのか、それがどういう展開をもたらすのか、注目です。
ロッテファンは熱い応援で知られています。
良い意味で、ものすごい圧力があります。
この大応援の一員になって飛び跳ねるのもアリ、相手側に立って圧力を受けるのもアリです。
ちなみに、屋外球場ですが、スタンド後方に屋根があります。
雨天時はそこに逃げ込めます。
夏のナイトゲームでは、綺麗な打ち上げ花火があがります。
スコアボードの裏から打ち上げる関係上、外野スタンドから花火はあまり見えません。
ＺＯＺＯマリンスタジアム周辺のオススメスポット
球場周辺のスポットはいろいろあります。
千葉県の中でもかなり東京寄りなので、少し移動すれば東京の中心地に簡単にアクセスできます。
遊ぶ
東京ディズニーランド、東京ディズニーシーが近くにあります。
これは野球遠征のついでなのか、野球遠征がついでなのかはわからなくなります。
海浜幕張駅の近くにアウトレットパークがあるので買い物が楽しめます。
ロッテのグッズショップもあります。
東京ビッグサイトや幕張メッセでは、モーターショーなど楽しげな展示をしているときもあります。
観る
駅からスタジアムに向かう道に、トリックアートが何個も描かれています。
帰らなくても童心の僕は、それだけで遊んでしまえます。
僕は海や砂浜が大好きなので、球場付近で海をぼーっと眺めることもあります。
ただ、この区域は遊泳禁止です。念のため！
食べる
三井アウトレットパーク幕張に色々飲食店があります。
『メゾンカイザー』『gelato pique cafe』なんかはオススメですし、他にも好みに合わせていろんな店があります。
泊まる
贅沢に行きたいときは『ホテルニューオータニ幕張』ですね。
部屋の大きな窓から球場の全貌が確認できます。
東京から近いので、都内に戻ってリーズナブルなホテルを選択するのもありです。
僕は相鉄グランドフレッサ 東京ベイ有明（旧サンルート有明）、潮見駅前のアパホテルあたりを利用していました。
モデルケース ～千葉遠征の一例
過去に僕が体験した『千葉遠征』を再現する形で、遠征の一例を示してみたいと思います。
ナイトゲーム２試合を観戦するため、２泊３日という遠征プランを組んでみました。
１日目 お台場観光と野球観戦
試合はナイトゲーム。
球場に向かう前に、まずは東京都内で少し遊ぶことにします。
ゆりかもめに乗り、向かった先はお台場。
ここにはフジテレビがあります。
僕はテレビ局めぐりが好きなので、東京遠征のときはたまにテレビ局に行きます。
他局は六本木や赤坂などにあるので、それはまた別の遠征のときに行くことにしましょう。
フジテレビを堪能したら、東京テレポート駅で電車に乗り、お台場を発ちます。
国際展示場駅を通過。
以前の遠征では、東京ビッグサイトに立ち寄ったことがあります。
今回の遠征では僕が好きそうなイベントがなかったので、そのまま通過します。
新木場駅で乗り換えて、海浜幕張駅を目指します。
海浜幕張駅で電車を降りて、まずはホテルにチェックイン。
駅から徒歩圏内の『ホテルニューオータニ幕張』に泊まります。
駅から球場に向かう途中に位置しているのがとってもありがたいです。
10分ちょっと歩けば、ホテルに到着します。
ホテルの大きな窓から球場が見えるので、この時点で相当ワクワク感は高まっています。
少しホテルでくつろいだら、さっそく球場へＧｏ！
ホテルから球場は、もう目と鼻の先です。
開門前に球場に到着。
球場の中に入ったら、まずは応援エリアで応援の準備をします。
このあたりの手順は、どこの球場でも変わりません。
応援準備が終わると、軽く食事を済ませます。
そして１８時に試合が開始。
試合中は、とにかく全力応援です。
この日も両チームの選手は最高のプレーを行い、観客を十分に楽しませてくれる試合を見せてくれました。
（今回の記事は旅行の紀行がメインなので、応援の様子は省略します。もちろん命を懸けて全力で応援してきました。）
試合中、毎度のことながら、いろんな方々から差し入れをいただきました。
おかげで、様々な飲食をいただきました。
本当にありがたいことです。
試合が終わり、応援の片づけやミーティングなどを終えると、球場を出てホテルに戻ります。
部屋の窓から、夜の球場が見えます。
試合はとっくに終わったというのに、しばらくの間灯りが点いたままでした。
もしかしたら、ロッテの選手が誰か居残りで練習していたのでしょうか。
応援による心地よい疲れと、快適な部屋の癒しに包まれながら、そのままベッドに沈み込みました。
初日はこれでおしまい。お疲れさまでした。
２日目 牛久大仏と野球観戦
朝からそうそうにホテルを飛び出して、ＪＲに飛び乗ります。
向かう先は、茨城県牛久市。
ここに超絶ビッグスケールの大仏様がいるので、その姿を拝みに行ってきます。
ホテルは連泊なので、大きな荷物は部屋に置いたまま身軽に行動できます。
牛久駅で電車を降りて、バスに乗り換えます。
バスがしばらく走ると、遠くから大仏様の姿がチラチラと見え始めます。
まだ距離があるはずなのに遠くから姿が見えると、その大きさが半端ないことがわかってきます。
正面から立つと、かなり見上げる形になります。
足元から見上げたら、もはや大仏様の顔は見えません。
ちなみに、大仏様の内部に入ることもできます。
大仏様の背面側に入口があり、エレベーターで胸の高さまで登れます。
小さな窓から地上を見下ろすこともできます。
条件が良い日だと、スカイツリーが見えるという噂を聞きました。
牛久観光とランチを済ませ、昼過ぎにはふたたび幕張に戻ります。
まずはホテルで少し仮眠を取って疲れを抜きます。
目が覚めたら、開門前に球場へ。
今日もナイトゲームを観戦します。
球場での様子は昨日と同じです。
この日は、前夜とは違った試合展開でしたが、やはり両チームの選手は最高のプレーを行い、観客を十分に楽しませてくれる試合を見せてくれました。
僕たち応援団も、すこしでも選手を後押しできるよう最大限の応援をしてきました。
試合後、ミーティングや後片付けを終えるとすぐにホテルに戻ります。
打ち上げで飲みに行くのもアリですが、せっかくいい部屋を取ったので、今回はホテルで優雅にくつろぐ時間を多く取りたいと思います。
旅の疲れと応援の疲れが心地よく、充実感のままゆったり眠りにつきました。
３日目 貝のプールとアウトレット
ホテルの朝食バイキングをいただきます。
ここの朝食ビュッフェはかなり豪勢です。
朝食を済ませて少し落ち着いたら、ホテル内のプールに向かいます。
この施設内プールは『シェルプール』と呼ばれています。
フォルムが貝の形ということですかね。
ジャグジーもあり、セレブな気持ちになって優雅に泳ぐことができます。
参考までに、金額を載せてみましょう。
朝食ビュッフェが３，５００円、シェルプールが５，０００円の価格になっています。
朝からかなり贅沢して、リッチな時間を味わいました。
たまには遠征でこういう豪勢なプランも入れてみないとね。
ホテルをチェックアウトして、海浜幕張駅方面へ。
駅の手前に、『三井アウトレットパーク幕張』があります。
気に入ったアイテムを、比較的安い値段で購入できるのは嬉しいです。
まとまった時間を使って、買い物を存分に楽しむことができました。
あとは、家に帰るだけ。
海浜幕張駅から東京駅に行き、新幹線で自分の街に帰ります。
空港が近いので、空の便を利用するときもあります。
次回の千葉遠征のときは、前後どちらかの一日をディズニーランドに費やして、夢の一日を過ごすのも良さそうですね。
まとめ
野球観戦の醍醐味である『遠征』。
千葉は関東にあってアクセスが良いので、アプローチしやすいのが良いですね。
球場も『熱い応援』や『強烈な海風』などの特徴があって楽しめます。
ディズニーランドや東京都内が近く、いろんな観光と野球観戦を組み合わせた旅行プランを立てることができます。
皆さんも、野球観戦はもちろん、『観光』や『グルメ』など、千葉遠征を存分に楽しんでみてください。
次回、また別の球場への遠征を取り上げてみたいと思います。
以上、『野球観戦と観光を楽しむ遠征旅行【応援団員監修】ＺＯＺＯマリン編』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。