野球観戦と観光を楽しむ遠征旅行【応援団員監修】東京ドーム編
おはようございます、元応援団員のハルカです。
野球観戦の楽しみの一つは、遠征です。
ふだんは最寄りの球場に行くのがやっとだけど、たまには時間を都合してお金を工面して、遠くの球場に出かけてみたくなりますよね。
遠征慣れしている応援団にとっても、遠征は毎回ワクワクするし楽しいものです。
プロ野球は、12球団の本拠地をメインに全国津々浦々で開催されます。
滅多にいかない球場で試合を観て、試合の前後に観光をして、地元のうまいもの食べて、夜はちょっとリッチなホテルで贅沢に過ごしてみる。
野球と旅行をセットにした最高の一日になりますね。
応援団員として全球団の本拠地を巡って来た僕が、各球場の特徴や良さ、球場へのアクセス方法、さらには周辺の観光スポットなんかについて、オススメ記事を書いてみたいと思います。
今回は、『東京ドーム編』として、読売ジャイアンツの本拠地、東京ドームへの遠征について色々書いてみます。
東京ドームについて
まずは、読売ジャイアンツの本拠地、東京ドームがどんな球場なのか、ご紹介します。
球場の特徴
東京ドームは、読売ジャイアンツの本拠地です。
ドーム球場なので、雨天の心配を気にせず安心して遠征できます。
かつてここを本拠地にしていた北海道日本ハムファイターズをはじめ、他球団が東京ドームで試合を開催することがあります。
グランドは人工芝。
両翼100メートル、中堅122メートルというサイズです。
左中間、右中間がフラットなため、狭いという印象ももっている人もいます。
外野フェンスは4.2メートルと高めです。
外野スタンドは、横の移動がやや厄介ですが、あまり不便には感じません。
応援団として、特に不満はないです。
サービスとしては上々で、来場者全員を楽しませたいというホスピタリティを感じる球場です。
球場までのアクセス方法
東京ドームは、東京都文京区にあります。
アクセスはかなりいいです。
◇最寄り駅
近くに駅がたくさんあります。
JR、都営地下鉄三田線だと、水道橋駅で降ります。
東京メトロ丸ノ内線・南北線だったら、後楽園駅。
都営地下鉄大江戸線の場合は春日駅で降ります。
◇自家用車
池袋方面から行く場合は、首都高速5号線で「飯田橋ランプ」で降ります。
銀座、新宿方面から行く場合は、首都高速5号線で西神田ランプで降りて、外堀通りを秋葉原方面へ進みます。
駐車場、駐輪場が施設内に設置してあります。
球場のみどころ
東京ドームは、『東京ドームシティ』というアミューズメント施設の中核施設の1つです。
東京ドームシティには、遊園地、キッズ施設のほか、ヒーローショー、ボーリングセンター、卓球場、スケートリンクなど様々な遊び場があります。スパやホテルもある複合施設です。
屋内型スポーツ施設「スポドリ」や野球殿堂博物館があります。
この他、グッズ売り場や球場グルメも充実しています。
野球観戦以外にも、様々な観点から楽しむことができます。
ホスティタリティに満ちあふれていることも特徴的です。
以前、ジャイアンツが人気アニメとコラボしていた日があって、特別チケットと引換えにグッズがもらえる日がありました。
僕たち応援団がそんな特別チケットを買うはずもなく、グッズがもらえる立場ではありませんでした。
しかし、僕の連れの女性が残念がる様子を見て、スタッフの方が『内緒ですよ』と言って、グッズを一つこっそりくれました。
来た人を楽しませることを第一優先にやっているのだなという姿勢が窺えました。
どこのファンであっても親切に対応してくれる姿は、サービス業の鑑だなと思って尊敬しました。
東京ドーム周辺のオススメスポット
正直、東京ドームシティだけでも1日遊べます。
何度も遠征に来るのであれば、たまにはここで1日費やしてみるのもいいと思います。
もちろん、東京ドーム周辺には他にも見るものは多いです。
僕は地方出身者だからか、せっかく東京に来たらあちこち回ってみないと気が済まないので、東京の主要観光地を色々と巡ってみました。
遊ぶ
東京ドームの近くと言えば、浅草、秋葉原とかが遊べるスポットです。
もう少し範囲を拡げればスカイツリーや東京タワーもいいですね。
僕はテレビ局が好きなので、汐留(日テレ)やお台場(フジテレビ)に足を伸ばすこともあります。
観る
科学館が大好きな僕は、何度か上野の科学博物館に足を運んでいます。何度行っても知的興奮が味わえるので、定期的に通っています。
庭園が好きなら、後楽園があります。東京ドームからすぐです。桜や紅葉が綺麗です。
あとは皇居あたりも広大なうえ季節の草花を見られてのんびりできます。都心の真ん中とは思えないほどの癒しスポットです。
食べる
以前は、リッチに行きたいときは築地の『すし一番』でお寿司を食べて景気づけしていました。
それ以外のときは、たいていドーム内で食事しちゃいますね。
球場外だと、飯田橋ラムラあたりは良いお店がたくさんあります。
泊まる
豪勢に行きたいときは東京ドームホテルですね。
庭のホテルとかも贅沢な気分を味わえます。
と言いつつ僕は、連戦のときを除けば東京ドーム周辺に泊まることはほぼないです。
前後に観光を入れるので、その観光地付近のホテルが多いですね。
品川のプリンスホテルだったり、錦糸町の東武ホテルレバント東京だったり、茨城県の竜ヶ崎プラザホテルだったり、様々です。
モデルケース ~東京遠征の一例
過去に僕が体験した『東京遠征』を再現する形で、遠征の一例を示してみたいと思います。
ナイトゲーム2試合を観戦するため、2泊3日という遠征プランを組んでみました。
1日目 東京駅付近の散策と野球観戦
新幹線で東京駅に到着。
まずは、東京駅周辺をぶらついてみることにします。
皇居周辺は、東京のど真ん中と思えないほど落ち着いていて、気分が和みます。
ジョギングするランナーの姿もたくさん見かけます。
気がつくと皇居から国会議事堂のあたりまで歩いてしまいました。
かつて仕事でこの辺りを訪れたときは殺伐とした気持ちで訪問したものです。
今は、休日のお昼とあって、穏やかな気分で周ることができます。
気分も高まったところで、地下鉄に乗って移動します。
まずはホテルにチェックイン。
今夜は錦糸町の東武ホテルレバント東京に泊まります。
開門前に球場に到着。
球場の中に入ったら、まずは応援エリアで応援の準備をします。
このあたりの手順は、どこの球場でも変わりません。
応援準備が終わると、軽く食事を済ませます。
そして18時に試合が開始。
試合中は、とにかく全力応援です。
この日も両チームの選手は最高のプレーを行い、観客を十分に楽しませてくれる試合を見せてくれました。
(今回の記事は旅行の紀行がメインなので、応援の様子は省略します。もちろん命を懸けて全力で応援してきました。)
試合中、毎度のことながら、いろんな方々から差し入れをいただきます。
おかげで、様々な飲食物をいただきました。
本当にありがたいことです。
最高の盛り上がりの中、試合が終了。
応援の片づけやミーティングなどを終えると、僕も球場を出てホテルに戻ります。
電車はそれなりに混雑するけど、東京は便数も多いので、我慢するまでもなくあっという間にホテルに到着します。
東武ホテルレバント東京の上層階のバーで疲れを癒します。
ここからライトアップされた東京スカイツリーが見えて、応援の疲れが一気に癒されます。
応援による心地よい疲れと、快適な部屋の癒しに包まれながら、そのままベッドに沈み込みました。
初日はこれでおしまい。お疲れさまでした。
2日目 東京スカイツリーと野球観戦
昨夜、ファンの方から差し入れて頂いたカロリーメイトやエネルギーゼリーなどを頬張りながら、ホテルでゆっくりめの朝を過ごします。
朝食が終わったら、さっそく観光へ。
まずは東京スカイツリーに行きます。
浅草や錦糸町辺りからだと全体のフォルムがよく見えますが、近くに行くと逆に高さがわからなくなります。
見上げる角度がきつすぎて、首が痛い痛い。
東京スカイツリーのオシャレさやスケール感は、さすがです。
大林組が施工したそうですが、こんな素晴らしい建造物を建ててしまう日本の高度な建築技術にも感動です。
東京に行くなら、一度は訪れたいスポットですね。
ちなみに東京スカイツリー付近には浅草、上野といった僕の大好きな観光スポットがあります。
ただ、どちらも前回の『埼玉遠征』のときに遊びに行っているので、今回はパスすることにします。
野球観戦と観光を楽しむ遠征旅行【応援団員監修】ベルーナドーム編
そのあとは渋谷を観光。
パルコやヒカリエでブラブラしてみました。
今日は、品川プリンスホテルに泊まります。
ホテルで少し仮眠を取ったあと、開門前に電車で球場へ。
今日もナイトゲームを観戦します。
球場での様子は昨日と同じです。
この日は、前夜とは違った試合展開でしたが、やはり両チームの選手は最高のプレーを行い、観客を十分に楽しませてくれる試合を見せてくれました。
僕たち応援団も、すこしでも選手を後押しできるよう最大限の応援をしてきました。
試合後、ミーティングや後片付けを終えると、電車でホテルに戻ります。
ファンの方から差し入れで頂戴したフルーツやサラダなどをいただきながら、優雅にくつろぎます。
旅の疲れと応援の疲れが心地よく、充実感のままゆったり眠りにつきました。
3日目 東京タワー
最終日は、東京タワーに向かいます。
地下鉄で芝公園へ。
東京タワーは高台に建っています。
タワーの高さが333メートルなのは有名ですが、海抜で言うと351メートルだそうです。
東京タワーに到着する直前の登り坂が少ししんどく感じることもあります。
車で行く方法もあります。
ちなみに駐車場側の入口はタワーの2階にあたります。
個人的に、タワーというものは『1階から入って登れる最高地点まで登る』ことで味わえるという哲学(?)をもっているので、東京タワーは駐車場側からではなく1階の正面入口から入るよう心がけています。
東京スカイツリーが竣工して、東京のシンボルの地位を奪われたかに思えましたが、東京タワーの人気や存在感は少しも衰えた感じがしません。
お上りさんの僕は、東京タワーも東京スカイツリーも高すぎて、その差がわかりません。
どっちも高くてどっちもすげーやって感じです。
何度来ても、天を突き刺すような壮大なスケール感があって、わくわくと楽しませてくれるお気に入りスポットです。
この日は芝公園付近でランチを済ませ、そのまま品川駅まで戻って新幹線で帰路につきました。
最終日は特に野球と関係ありませんでしたが、こうした観光とかぶらり旅と抱き合わせることで、野球遠征がさらに思い出深いものになる気がします。
今回の遠征も、3日間思う存分楽しむことができました。
また次の遠征が楽しみで仕方ありません。
次回の東京遠征では、テレビ局巡りをやってみたいと思います。
まとめ
野球観戦の醍醐味である『遠征』。
東京はアクセスの良さはもちろん、周囲に何でもそろっているのがいいですね。
食事、買い物、観光、宿泊など、ハイグレードからリーズナブルまで、あらゆるニーズに応えてくれる大都会です。
皆さんも、野球観戦はもちろん、『観光』や『グルメ』など、東京遠征を存分に楽しんでみてください。
次回、また別の球場への遠征を取り上げてみたいと思います。
以上、『野球観戦と観光を楽しむ遠征旅行【応援団員監修】東京ドーム編』でした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。